エンジニア1年目、土日も勉強しないとダメ?考え方と続け方
不安解消

エンジニア1年目、土日も勉強しないとダメ?考え方と続け方

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未経験でエンジニアになったものの、平日は仕事で手一杯。周りからは「土日も勉強しないと伸びない」と言われ、休みの日まで机に向かうのがしんどい。こうした悩みは、1年目の人ほど抱えやすいものです。

結論から書きます。土日の勉強は、毎週何時間もやる必要はありません。 1年目に必要なのは、今の業務で詰まっている部分を埋める勉強です。この記事では、平日の短い時間と休日1〜2時間の見直しで回す進め方を紹介します。会社から勉強を指示されているなら、その時間は労働時間に当たる場合もあります。

土日の勉強が必要と言われる理由

休日の勉強が話題になるのは、会社の研修だけで現場の知識が足りるとは限らないからです。未経験者向けの転職サイトでも、終業後や休日に学ぶ場面は少なくないと書かれています(参考情報に記載)。

1年目に勉強が必要になる理由は、主に次の3つです。

  • 研修と現場の差:研修で習った言語や道具と、配属先で使うものが違うことがある
  • 用語が分からない:会議や資料に出てくる言葉を調べるだけで時間がかかる
  • 技術の入れ替わり:数年単位で使う道具が変わるため、学び続ける前提の仕事になっている

ただし「勉強が必要」と「土日を全部使う」は別の話です。エンジニア全員が休日に長時間勉強しているわけではありません。プログラミングが趣味に近い人は休日も自然に触りますが、そうでない人が同じ量をまねる必要はありません。

勉強したくないと感じる3つの原因

休日に勉強する気が起きないのは、怠けているからとは限りません。原因によって、取るべき手が変わります。

平日の疲れが抜けていない

1年目は、仕事の進め方そのものに慣れていない時期です。同じ作業でも、慣れた人より頭を使います。休日に机に向かえないのは、まず体と頭を休める必要があるサインです。

何を勉強すればいいか分からない

本や動画を買ったものの、どれから手を付けるか決まらない状態です。範囲が広すぎると、始める前に疲れてしまいます。

仕事そのものに興味が持てない

休みの日だけでなく、平日の業務にも関心が持てない場合です。この場合は勉強の量ではなく、職種や会社が合っているかを考える段階です。向き不向きの見極め方は、エンジニアに向いてないと感じたときの記事で整理しています。

会社の指示なら労働時間の場合も

会社から「この教材を休日にやっておいて」と指示されている場合、その時間は労働時間に当たることがあります。厚生労働省のガイドラインは、労働時間を「使用者の指揮命令下に置かれている時間」と定めています。

同じガイドラインには、労働時間として扱う例として次の時間が挙げられています。

  • 参加することが業務上義務づけられている研修・教育訓練の受講
  • 使用者の指示により業務に必要な学習等を行っていた時間

(出典:厚生労働省「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」)

ガイドラインは、就業規則などの定めではなく実態で判断するとしています。会社から義務づけられていたか、やらざるを得ない状況だったかが判断の材料です。

自分の状況を確かめる質問

次の項目に当てはまるか確認してください。

  • 休日の課題に締め切りがあり、上司が提出を確認している
  • 課題をやらないと、評価や配属に響くと言われている
  • 勉強した時間を、勤怠に付けないよう言われている

当てはまる場合も、すぐに違法とは決まりません。個別の判断は実態しだいです。指示の内容は、メールやチャットの文面を残しておきます。会社の説明に納得できなければ、都道府県労働局の総合労働相談コーナーに相談できます。

エンジニア1年目 | 休日の勉強の種類

その勉強は誰のためのものか

指示の有無と目的で、扱いと優先度が変わります

誰が決めるか労働時間の扱い1年目の優先度
会社に指示された学習 締め切りや提出がある △ 会社 △ 当たる場合がある ○ 業務に直結
業務の穴を埋める学習 今の現場で詰まった所 ○ 自分 △ 指示がなければ自主 ○ 最優先
将来のための学習 別の言語や資格など ○ 自分 △ 指示がなければ自主 △ 業務に慣れてから
  • ※労働時間に当たるかは、指示の有無や断れる状況かなど実態で判断されます
  • ※優先度は1年目の一般的な目安で、職場や本人の状況で変わります

IT転職ナビ

1年目の勉強は業務の穴埋めに絞る

1年目に優先するのは、今の業務で詰まった部分を埋める勉強です。将来のための勉強は、仕事に慣れてからでも遅くありません。

業務で分からなかったことは、その日のうちに1行でメモします。休日はそのメモを見返し、上から2〜3個だけ調べます。範囲を「今週つまずいたこと」に限ると、何から始めるか迷う時間が減ります。

入社直後の勉強の順番は、入社後についていけないと感じたときの記事でも詳しく書いています。

平日に回せる勉強の時間

休日にまとめて勉強するより、平日の短い時間に分けたほうが続きやすくなります。

  • 始業前の15分:前日のメモを1つ調べる
  • 昼休みの10分:業務で出てきた用語を検索して意味を書き留める
  • 終業前の5分:その日分からなかったことを1行で残す

平日に少しずつ進めておけば、休日の勉強は1〜2時間の見直しで足ります。

休日に勉強しない日を決める

休日のうち1日は、勉強しない日と決めておきます。2日とも勉強に使うと、平日の疲れが抜けないまま月曜を迎えるためです。体調を崩してしまうと、勉強どころか業務にも影響が出ます。

会社を見直したほうがいいサイン

勉強の仕方を変えても苦しさが続くなら、会社の環境に問題があるかもしれません。次のサインが重なる場合は、今の会社で続けるかを考える時期です。

  • 休日の課題が毎週出るのに、勤怠に付けることを認められない
  • 残業が多く、平日に勉強の時間を全く取れない
  • 質問できる先輩や上司がおらず、すべて独学で埋めるしかない
  • 勉強しても、評価や担当業務に全く反映されない

会社を移る場合は、次の会社で同じことが起きないかを面接で確かめます。「未経験で入った人は、入社後どう学んでいるか」「研修や勉強会は業務時間内か」と聞くと、学び方の文化が答えに出やすくなります。

入社から日が浅く、試用期間中に辞めるか迷っている人は、試用期間中に辞めたいときの記事も参考にしてください。

第二新卒として相談する選択肢

入社から3年以内なら、第二新卒の枠で相談できる転職エージェントを使う方法もあります。休日の勉強の負担や研修の中身を、応募前に確かめる手伝いを頼めます。在職中に相談だけ始めておけば、残るか移るかの判断材料が増えます。

どの職種が自分に合うか迷っている人は、IT/Web転職タイプ診断(無料)で方向性を確かめてから相談すると話が具体的になります。

よくある質問

Q. 土日に勉強しないエンジニアは、成長できませんか。

A. 成長できないとは限りません。業務の中で分からないことを調べ、平日の短い時間で埋めていけば、知識は積み上がります。休日の勉強時間の長さより、業務で詰まった所を放置しないことが成長につながります。

Q. 会社に「休日に勉強しておいて」と言われました。断れますか。

A. 会社の指示で業務に必要な学習をする時間は、厚生労働省のガイドラインで労働時間に当たる例とされています。断る前に、課題の位置づけと勤怠の扱いを上司に確認してください。やり取りはメールやチャットで残します。

Q. 1年目の勉強時間は、1日何時間が目安ですか。

A. 決まった目安はありません。配属先の技術や本人の経験で必要な量は変わります。時間で決めるより「その日分からなかったことを1つ調べる」のように、内容で決めるほうが続けやすくなります。

Q. 資格の勉強は、1年目からしたほうがいいですか。

A. 業務に直接つながる資格なら、早めに取る意味があります。業務と関係が薄い資格は、仕事に慣れてからでも遅くありません。会社に資格手当や受験費用の補助があるかも確認しておきます。

Q. 勉強のことを考えると眠れない日が続いています。

A. 体調に影響が出ているなら、勉強より先に医療機関へ相談してください。上司に体調を伝え、業務量を調整してもらうことも選択肢です。

まとめ

  • 土日の勉強は、毎週何時間も必要なわけではない
  • 1年目は、今の業務で詰まった部分を埋める勉強を優先する
  • 平日に15分ずつ分けて進め、休日は1〜2時間の見直しにとどめる
  • 会社の指示で業務に必要な学習をする時間は、労働時間に当たる場合がある
  • 休日の課題が勤怠に付かず、相談相手もいない状態が続くなら、会社を見直す

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参考情報

※本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、転職・収入を保証するものではありません。