IT転職の面接で技術質問に答えられなかった…もう落ちた?
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IT転職の面接で技術質問に答えられなかった…もう落ちた?

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面接で「変数のスコープとは何ですか」「GETとPOSTの違いは」と聞かれて、頭が真っ白になった。帰り道、もう落ちたと思って落ち込んでいる人もいるはずです。

結論から書きます。技術的な質問に1問答えられなかっただけで、不合格が決まるわけではありません。 未経験採用の面接官が見ているのは、知識の量より「分からないときにどう返すか」です。黙る、知ったふりをする、の2つが評価を下げやすい返し方です。この記事では、その場の返し方、面接直後にできること、次の面接までの準備を順に整理します。

1問答えられないだけでは決まらない

技術的な質問に詰まっても、それだけで合否が決まることは少ないです。面接の評価は、志望動機や学習の進め方、受け答えの様子などを合わせて判断されます。

理系学生向けの就活メディア「TECH OFFER」の解説では、企業は完璧に答えられる人材を求めているわけではないと書かれています。見られるのは、分からない質問への落ち着いた対応、正直さ、学ぶ姿勢、問題への向き合い方です。転職サービスのギークリーの解説でも、分からない場合は推測の根拠や解決の道筋を述べるよう勧めています。

未経験者の場合、企業は入社時点で実務ができないことを前提に採用しています。現場のエンジニアが技術的な質問をするのは、正解を知っているかを試すためだけではありません。どこまで理解していて、どこから分からないのかを本人が把握しているかを確かめています。

ただし、例外もあります。求人票の応募条件に「HTML・CSS・JavaScriptの基礎」のように必須の知識が書かれていて、その基礎の質問にまったく答えられなかった場合です。このときは、応募条件に届いていないと判断されることがあります。

落ちやすい返し方と評価されやすい返し方

同じ「分からない」でも、返し方で面接官の受け取り方は変わります。評価を下げやすいのは、黙り込むことと、知ったふりをすることです。

未経験IT転職 | 技術的な質問の返し方

分からない質問への3つの返し方

知識の量より、分からないときの対応が見られています

正直さ考え方が伝わるか面接官の印象
黙り込む 沈黙が続く △ 嘘はないが何も伝わらない × 伝わらない × 一緒に働く姿が想像しにくい
知ったふりをする それらしく答える × 深掘りで見抜かれやすい △ 誤った理解が伝わる × 信用を下げやすい
認めて今の理解を話す 分かる範囲と調べ方を言う ○ 正直に伝わる ○ 理解の範囲が伝わる ○ 学ぶ姿勢が伝わる
  • ※評価されやすい返し方をしても、合否は他の質問や応募者との比較で決まります
  • ※求人票の必須条件にある基礎知識は、返し方より先に準備が必要です

IT転職ナビ

黙り込むと考えが伝わらない

分からない質問で黙ってしまうと、面接官には何も伝わりません。知らないのか、緊張しているのか、考えているのかも区別できないからです。入社後に分からないことを聞けない人ではないか、と受け取られるおそれもあります。

考える時間がほしいときは、「少し考えてもよいですか」と一言断ってから考えます。10秒ほど黙るだけでも、断ってからなら印象は変わります。

知ったふりは深掘りで崩れる

それらしい答えでしのごうとすると、次の質問で崩れます。現場のエンジニアは「なぜそうなるのですか」「具体的には」と1段深く聞いてくるからです。答えが崩れると、ほかの回答まで本当か疑われてしまいます。

自分のポートフォリオについての質問は特に注意が必要です。スクールの課題やAIに書かせたコードをそのまま出していると、作った本人なのに説明できない状態になります。

認めて今の理解と調べ方を話す

評価されやすいのは、分からないことを認めたうえで、今の理解と調べ方を話す返し方です。次の3段で話すと組み立てやすくなります。

  1. 分からないと認める:「その用語は、正確には説明できません」
  2. 今の理解を話す:「関連するところでは、〇〇は△△のことだと理解しています」
  3. 調べ方を言う:「普段は公式ドキュメントで確認しています。面接のあとに調べます」

質問の意味が分からないときは、「〇〇という意味で合っていますか」と確かめてから答えて構いません。聞き返すのは失礼ではなく、実務でも必要な動きです。答えたあとに「正しくはどう考えればよいでしょうか」と聞く方法もあります。

面接直後にやっておくこと

面接が終わったら、その日のうちに答えられなかった質問を調べます。合否の連絡を待つ間にできることで、次の面接に一番効く作業です。

  • 答えられなかった質問を、言われた言葉のまま書き出す
  • 公式ドキュメントや教材で答えを調べ、自分の言葉で3行にまとめる
  • 自分の作ったものと関係する質問なら、コードを開いてどこの話か確認する
  • 同じ分野で聞かれそうな質問を1〜2問、自分で作って答えを用意する

お礼メールで「答えられなかった質問を調べました」と書き添えるかは、人によって意見が分かれます。書くなら短く、調べた内容を1〜2行にとどめます。長い説明を送ると、読む側の負担になります。

エージェント経由で応募したなら、担当者に「技術的な質問に答えられなかったが、どう受け取られたか」を確認してもらえる場合があります。企業がどこまで答えるかは企業次第です。

次の面接までの準備

未経験の面接で聞かれる技術的な質問は、自分が学んだ範囲と、応募職種の基礎に集中します。範囲を絞って準備すれば、毎回知らない質問が出る状態は減らせます。

自分の作ったものを説明できるようにする

最優先は、ポートフォリオや学習で作ったものの説明です。使った言語やフレームワーク、なぜその作り方にしたか、つまずいた点と解決した方法を話せるようにします。面接官はここから質問を広げることが多いからです。

作り方の考え方はポートフォリオは何を作ればいいかの記事にまとめています。

応募職種の基礎用語を声に出して説明する

次は、応募する職種の基礎用語です。Webエンジニアなら、HTTPの仕組み、GETとPOST、データベースの基本、Gitの使い方などが聞かれやすい範囲です。インフラ職なら、サーバー、ネットワーク、Linuxの基本操作が中心になります。

用語は、読んで分かるだけでは足りません。1つずつ30秒で声に出して説明し、詰まったものに印を付けて調べ直します。

求人票の必須条件を確認する

応募前に、求人票の「必須」「歓迎」の欄を読み直します。必須の欄に書かれた知識は、面接で聞かれる前提で準備します。歓迎の欄は、知らなくても「これから学ぶ予定です」と言える状態にしておけば十分です。

書類やコーディングテストが別にある会社もあります。実技課題の実態は適性検査やコーディングテストの記事で整理しています。

どの職種の基礎から準備すればよいか決まっていない人は、先に方向を絞ると準備の範囲が狭くなります。IT/Web転職タイプ診断(無料)で向き不向きを整理してから、職種の基礎用語に取りかかってください。

模擬面接で深掘りに慣れる

一人の練習では、「なぜ」「具体的には」の深掘りに慣れにくいものです。知人のエンジニアに頼むか、面接対策をしてくれる就職支援サービスで模擬面接を受ける方法があります。

20代で、未経験からITエンジニアを目指しているなら、未経験者のIT就職を専門に扱うサービスに相談する方法があります。ウズウズITは、株式会社UZUZが運営する20代向けのIT就職・学習支援サービスです(公式サイト・2026-08-08確認)。

30代以上の方は、対象かどうかを先に公式サイトで確認してください。求人紹介がセットのサービスでは、希望とずれた求人をすすめられることもあります。合わないと感じたら断って構いません。

よくある質問

技術的な質問に半分以上答えられませんでした。もう無理ですか

結果が出るまで分かりません。ただ、応募条件の基礎の質問に答えられなかったなら、その職種の準備が足りていない可能性があります。結果を待つ間に、答えられなかった質問を調べて次に備えてください。

「分かりません」とだけ答えてしまいました

一言で終わると、考え方が伝わりません。次からは「今の理解」と「調べ方」を足して話してください。同じ会社の次の面接に進めたら、前回答えられなかった内容を調べたと伝える方法もあります。

面接中にスマホやメモで調べてもいいですか

Web面接でも、面接官の許可なく調べるのは避けてください。調べたいときは「確認してから後でお伝えしてもよいですか」と聞きます。

文系で技術の話が苦手です。どう準備すればいいですか

範囲を絞れば準備できます。まず自分が作ったものの説明、次に応募職種の基礎用語の順で進めてください。文系からの転職でつまずきやすい点は文系のIT転職は何がきついかの記事にまとめています。

まとめ

  • 技術的な質問に1問答えられなかっただけで、不合格が決まるわけではない
  • 評価を下げやすいのは、黙り込むことと知ったふりをすること
  • 分からないと認め、今の理解と調べ方を話す3段の返し方が組み立てやすい
  • 面接当日に、答えられなかった質問を調べて3行にまとめる
  • 次の面接までに、自分の作ったものの説明、職種の基礎用語、求人票の必須条件の順で準備する

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参考情報

最終確認日:2026-10-05

※本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、転職・収入を保証するものではありません。